//////////////「スクールカウンセリング専門研修プログラム」2026年度受講者の募集案内//////////////
スクールカウンセリングについて,系統立てて一度学んでみたい,これまで自分がやってきたことを体系的な知識に沿って確認したい,などのニーズに応えるために,全部で61講座からなるプログラムを開発し,今年度に開講した「SC専門研修プログラム」は,計176名の受講者を得ました。
eラーニングなので自分の空いた時間,自分の好きなペースで学修でき,かつ講座ごとに「理解度テスト」付きなので,学修できたかどうかのチェックができます。この1年間,プログラムを実施してきて,受講者から「スクールカウンセリングに求められる専門性を幅広く学ぶことができ,実践上の課題解決に役立つ視座も含まれ大変参考になる」「家で自由な時間に学びたいことを専門の先生から学ぶことができる」「受講したおかげで,自分の視野や興味関心を深めたり広げたりできている」「この受講料で大学教授の講義を受講できて感謝している」などの声をいただいています。
2026年度は,今年度と同じ3つのコースを同一料金で開講し(①全科受講者(全科フル学修コース):自己課題探究レポートあり,②全科受講者(全科動画学修コース):自己課題探究レポートなし③科目等受講者(13講座トライアルコース):科目1と科目2の計13講座+自己課題探究レポートあり),これに,上記③の継続受講として2つのコースを加えます(今年度の科目等受講者のみのコースです)。④48講座ステップアップ・全科フル学修コース(自己課題探究レポートあり),⑤48講座ステップアップ・全科動画学修コース(自己課題探究レポートなし)。
次年度も多くの方の受講をお待ちしています。まずは当協議会のHPにて,詳細をご確認ください。
〇申込受付期間:①②③のコース=2026年1月20日(火)—2月27日(金)(予定)④⑤のコース=2026年2月3日(火)—2月27日(金)(予定)
〇受講期間:2026年4月〜2027年1月まで
〇内容:eラーニング(14科目61講座)+1講座(自由選択科目:医療機関実習)
〇受講コースやカリキュラムの詳細はこちらをご覧ください。
https://jsca.guide/specialized-training
2025年度ガイダンスカウンセラー申請のお知らせを掲載しました。詳細はこちらとこちらから。


つながりグループ「スクールカウンセリングにおける発達的アプローチの探究」に参加してくださる方は、このボタンからお申し込みください。
●第15回公開シンポジウム2025が開催されました。
2025年6月21日、第15回公開シンポと、それに先だって「国分康隆スクールカウンセリング賞」表彰式が行われました。
本会(旧士会)の黒田元幹事長が、「貢献賞」を受賞されました。
シンポでは、今年から加配が始まった「生徒指導担当教師」を巡って、様々な実践が紹介されました。
特に、改定された「生徒指導提要」に関わって 従来型の「生徒指導」ではなく、「生徒指導の中心は教育相談」とされていることや、対策ではなく「2軸3類4層の構造」の枠組みでの指導、そして「発達支持的生徒指導」が強調されていることが紹介されました。発達的観点の重要性が、ここでも強く認識されているとみることが出来ます。
文科省の総﨑生徒指導室長が、シンポの最後まで、うなずいたりしながら聞いていただいていたことも、大きな収穫であったかと思います。



「『生徒指導担当教師』加配への期待と課題―生徒指導や教育相談のさらなる充実を求めて―」
https://jsca.guide/training/jsca250621_sympo.html
●日時:6月21日(土)13:00~16:00
(12:45-13:00 「國分康孝スクールカウンセリング賞」表彰式)
●会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターRoom C(御茶ノ水駅徒歩3分)
----画像をクリックするとPDFファイルが見られます。----


「スクールカウンセリング専門研修プログラム」がスタートしました。


「スクールカウンセリング専門研修プログラム」は、
スクールカウンセラーを基本に置きながら、スクールカウンセリングに携わるすべての方の専門性を高めるために開講する、eラーニングによる研修プログラムです。詳細はこちらをご覧ください。臨床発達心理士には受講料の割引があります。チラシはこちらからダウンロードできます。
ガイダンスカウンセラーとスクールカウンセラー
文部科学省の「スク-ルカウンセラー等活用事業実施要領 」によりますと、スクールカウンセラーとして選考される対象は、「公認心理師、臨床心理士、精神科医、児童心理に造詣の深い大学教員、及び都道府県等が上記の者と同等と認めた者」となっています。
その「同等と認めた者」に付いては、同じく文部科学省の「スクールカウンセラー等活用事業に関するQ&A・文部科学省初等中等教育局児童生徒課」 のQ&A3で、「例えば」として「ガイダンスカウンセラー」を挙げ、また「資格を有していることのみをもって判断するのではなく、面接等を通じ、候補者の学校現場での活動実績等についても十分に踏まえた上で、選考」することを求めています。実際問題、スクールカウンセラーとして働くには、発達についての知識や発達支援の技能が不可欠です。
本会もその構成団体の一つであるスクールカウンセリング推進協議会は、その目的の一つとして「1. スクールカウンセラーの応募資格ならびに待遇の平等化・公平化」を挙げており、その目的達成のための一つとして「ガイダンスカウンセラー」資格を創設しましたので、文科省のQ&Aに記載されたことは、その目的に向かって一歩進んだと言うことが出来ると思います。
会員でスクールカウンセラーになりたい方は、是非「ガイダンスカウンセラー」も取得することをご検討頂ければと思います。臨床発達心理士である方は、比較的簡便に「ガイダンスカウンセラー」資格を取得することが出来ます。
なお、ガイダンスカウンセラーは10年で資格更新となります。臨床発達心理士の更新ポイントも、ガイダンスカウンセラーの更新ポイントとして使用できるものがたくさんありますので、受講した研修会の案内画面と臨床発達心理士更新ポイントの記録(SOLTI画面のスクリーンショットなど)を保存しておいて頂きますよう、お願いいたします。(一部、スクールカウンセリング推進協議会の研修が必要です)
スクールカウンセリング協議会の研修会一覧です。
ガイダンスカウンセラー申請のご案内
2025年度ガイダンスカウンセラーの申請について2025年7月17日一般社団法人日本臨床発達心理士会 理事長 近藤清美2025年度の一般社団法人日本スクールカウン...
続きを読む日本スクールカウンセリング推進協議会について
日本臨床発達心理士会(機構法人内での士会)の第3代幹事長を勤められた荘厳舜哉氏が、日本スクールカウンセリング推進協議会の「國分康隆スクールカウンセリング賞 貢献賞」を受賞されまし...
続きを読む参考
スクールカウンセラー等活用事業実施要領の
(1) スクールカウ ンセラーの選考
次の各号のいずれかに該当する者から、実績も踏まえ、都道府県又は指定都市が選考し、スクールカウンセラーとして認めた者とする。
⑤ 都道府県又は指定都市が上記の各者と同等以上の知識及び経験を有すると認めた者
の⑤に関して、
スクールカウンセラー等活用事業に関するQ&A では
なお、上記⑤については、各教育委員会において適切に判断していただく必要がありますが、例えば、学校現場における心理支援の実務の実績を重視する一般社団法人日本スクールカウンセリング推進協議会の認定に係るガイダンスカウンセラーなど、心理及び学校教育に関して専門的な知識・経験を有する者が想定されます。
と、述べられています。
