3月9日の研修会報告

1月1日の能登半島地震においては地域に甚大な被害を及ぼしました。一般社団法人日本
臨床発達心理士会と一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構は、2月5日に合同で能登半
島地震に関わる災害支援本部を立ち上げました。
そして、2024年3月9日(土)13時30分~16時50分、石川県金沢市のITビジネス武蔵 6階
交流室1にて、臨床発達心理士災害合同本部主催・北陸支部共催の対面・オンライン研修
を開催しました。講師に宮城学院女子大学・教授、一般社団法人東日本大震災 子ども・若
者支援センターの足立智昭先生をお招きし、演題「 能登半島地震における、被災者のメン
タルヘルスと 支援者のセルフケアについて」という内容の研修を実施しました。当日は対
面での参加者が少なかったものの、オンラインでの参加者が非常に多く、全体で117名の参
加者がありました。 
10 年以上にわたり東日本大震災の被災地支援に携わってきた足立先生からは、被災者が
直面する各フェーズでの課題と支援や、支援者のメンタルヘルスの課題とその対応につい
て事例を交えて、具体的に学ぶことができました。研修会の後半では参加者同士で50分間
程度、勤務先での防災や避難・災害時の支援体制等について話し合いがなされました。

23-24年度委員名簿

2024年度活動計画